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matohu 21-22AW Collection 手のひらの旅 Vol.6の発表に合わせ、Instagramキャンペーンを開催いたします。
コレクションテーマ「一着のリレー」にちなみ、皆様の「私の一着」を投稿してみませんか?
「一着」には、NO.1という意味も込めています。
大好きな一着、思い出の一着、代々受け継がれてきた一着など、どんどんご応募ください!
皆さまの一着がmatohuであれば、なお嬉しいです♪
【応募方法】
matohuの公式Instagram @matohu_shopをフォローの上、@matohu_shopをメンション(本文中に@matohu_shopとご記入ください。)
なぜその一着なのか、ストーリーを本文に記載し、#matohu #no1 #私の1着 をつけて、フィード投稿をして下さい。
※投稿して頂くアイテムは、matohuでなくても構いません。
※思い入れのある一着を、何度でもお気軽にご投稿ください!
@matohu_shopでリポストさせていただく場合がございます旨、予めご了承ください。
素敵な投稿には、デザイナーからプレゼントが届きます!
※プレゼント当選者には、DMでやり取りをさせていただきますので、アカウント制限の解除をお願いいたします。
期間:~202年4月30日(金)いっぱいの投稿まで。
デザイナー・堀畑のInstagramアカウント @hiroyuki_horihataでも、不定期で予告編を投稿いたします。
こちらもぜひチェックしてください。
皆さまのNo.1のご応募を、心よりお待ちしております。
衣装を着る側としてのアーティストと、衣装を作る側としてのデザイナーが登壇し、両者の視点からファッションや洋服の面白さ、楽しさ、奥深さについて語るイベント「まとうを楽しむ」に、振付家/芸術監督、The Bambiest主宰の菅沼伊万里さんを迎え、デザイナーの堀畑と関口が出演いたします。
トークセッションに加え、matohuの服をまとったダンサーさんたちが、特別なパフォーマンスを披露します。
ぜひ、matohuをお楽しみください!!
「まとうを楽しむ」
アーティスト×デザイナーによるファッショントークベント
公式HP
会 期 2021年3月21日(日)
時 間 13:00 – 19:00
デザイナーの出演は、14:30~トークセッション、15:15~15:40ダンスパフォーマンスを予定しております。
渋谷ヒカリエ8/COURTより無料ライブ配信
当日は、こちら(8/TV – YouTubeチャンネル)よりご覧いただけます。
前へ行くための靴
堀畑裕之
靴ほど、つまらないアイテムはない。
かつてそう思っていた。だって世の中の靴なんて、デパートや専門店に行っても、ほとんど決まりきった形ばかりだから。
スニーカー、ローファー、ウイングチップ、パンプス、ハイヒール…色や素材はちがっても、アイテムの基本はそんなに違わない。
靴の本当の面白さに目覚めたのは、学生時代にギャルソンやヨウジのアヴァンギャルドな靴に出会った時だろう。そしてもう一つ。文化服装学院の2年生の時に、掲示板に「靴のデザインコンテスト」の張り紙を見た時だ。服のコンテストはたくさんあるけれど、靴のは初めてだった。しかもデザイン優秀者には、プロの靴職人が実物にしてくれると書いてある! なんて素敵な副賞だろう! 「こんな靴が、ほんとにあればいいな!」とワクワクしながらデザイン画を送った。靴の構造も、製法も当時全く知らなかったけれど。
生まれて初めて描いた靴のデザイン画が、なんといきなり優秀賞を取った。そして靴職人が制作してくれることになった。しかし、作ってくれたのは大阪の職人で、東京にいた僕には一度も打ち合わせする機会はなかった。後日出来上がった靴を見に、大阪の受賞会場に行った。僕はそこで床に崩れ落ちるくらいショックを受けた。デザイン画をまったく無視した、無残な仕上がりだったから。その悲しい靴の横に、僕の名前が書かれていた。
いまから思えば、靴のことをなんにも知らずに描いたデザイン画なんて、上手く仕上がるはずはない。この時、デザイン画は物づくりの始まりに過ぎず、本当に大事なのは、直接打ち合わせを重ね完成度を上げていくことなのだと、身をもって学んだ。
さてmatohuを始めて以来、じつに60足以上の靴をデザインしてきた。みなさんは僕を「服のデザイナー」だと思っていらっしゃるだろうが、「靴のデザイナー」としてのキャリアも同じだけ長い。そして靴というアイテムをどれだけ面白くデザインするか、15年間チャレンジしてきた。
一番大事にしているのは、「フィニッシュ」だ。職人さんと話し込み、最後まで手直しする。ちょっとした角度や切り替え位置、ステッチの幅、履き心地。細かいところまで、かなりしつこく修正する。「フィニッシュ」こそが、靴の良し悪しを左右するといっても過言ではない。靴コンテストでの失敗は、現在の仕事にしっかり生きている。
靴は、どうしても服の脇役になりがちな存在だ。しかし僕は服をデザインする前に、まず靴からスタートする。コレクションテーマに合わせて、靴の形を先にイメージする。すると、その上に乗る服が自然に見えてくる。
人が道を行く時、ドレスやスカートよりも前へ歩むのは、靴だ。むしろ靴の方が服を率いて、その人のスタイルを作りだしているのかもしれない。
だからほんとは、靴ほど面白いアイテムはない!
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メールマガジンをご希望の場合は、以下のメールアドレス宛に、お名前とメールアドレスをご記入の上、メールマガジンご希望の旨ご連絡をお願い致します。
靴をまとう − 33 Shoes Design Exhibition 開催中!!
〜3月13日(土)
matohu表参道本店
11:00~19:00
※営業は13日まで。新店舗はあらためてお知らせします。
TEL:03-6805-1597
Mail:matohu-shop@lewsten.com
職種:店舗販売 / 営業 / 生産管理 / パタンナー / デザイナー
正社員登用、給与は経験により相談。月20万円以上。
年齢性別不問。
厚生年金、健康保険、雇用保険等完備。交通費支給、賞与。
ご希望の方は、メールにて履歴書と職務経歴書をお送り下さい。
通過者のみ面接の返信をいたします。なお募集の職種は時期によって異なる場合があるのでお問い合わせください。
*学生のインターンは随時可能ですので、希望者は面接いたします。
送信先メールアドレス:matohu@lewsten.com
◇ matohuの理念
「日本の美意識が通底する新しい服の創造」をコンセプトに文化や歴史を大切にしながら、現代人の心に響く魅力ある「デザイン」を生み出すこと。それを深い「言葉」で表現し、共感者の輪を拡げて行く「場」を作って行くこと。
この3つを通して、多様で心豊かな世界をともに作り上げることがmatohuのプロジェクトであり、理念です。
◇ 仕事のやりがいと人間的成長
まかされた仕事を自分の創意で工夫していける環境です。1Fはショップ、2Fはアトリエになっており、デザイナーと直接話しながらアイデアを実現していけます。また文化、歴史など幅広い知識を学ぶ機会も多く大人の教養と礼儀が身につき、人間的にも成長できます。
人の心に彩りを添えるデザインを生活のなかに!を合い言葉にこれから世界に向けて発信するmatohuのスタッフを募集します。